Story

『仕事が必要だった。生きていようといるまいと。
あと、ねんどはペットになるかどうか。』
あと、
新入りの幽霊「ヨル」となし崩し的にルームシェアをすることになった小夜子だが、
自由奔放でマイペースなヨルと暮らすストレスは思いのほか大きかった。
行きつけのカフェでパシフィカとアーニャに相談したところ、
適切な距離を置くこと、具体的には職を見つけることを提案される。
なぜかヨルも加わり、二人で求職活動をすることに。
どんな職場からも求められるヨルと、面接も実地もうまくやれない小夜子。
劣等感に苛まれる小夜子に対してヨルは――